Mac OS X TIPS
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OS X - GarageBand を使ってアナログ音源を Mac に録音する
アナログ音源を録音したい
以前も何度か、アナログ音源などを Mac に録音する方法を載せたことがあり、今回も基本的にはそれらと同じ方法ですが、 Mavericks まで対応する Garage Band でのやり方を記しておきます。
過去記事は、
などです。
これらの方法は基本的に「チカラワザ」ですが、この方法だと、「どんなアナログ音源」でも Mac に録音できます。
私は昔のカセットテーブなどを取り込むことが多いですが、出力端子のあるレコードプレイヤーがあるならレコードでも、あるいは、昔のオープンリールでも何でも Mac に取り込むことができます。
Mac が二台あるなら、ネットでの録音が難しい音でも簡単に録音できます。
これに関しては、過去記事「ダウンロードできない音楽ファイルをMacに取り込みたい時」をご参照下さい。
今回は、こんな昔風のラジオから Mac に取り込んでみました。
準備と用意するもの
用意するものは、Mac と機材をつなぐステレオコードだけですが、Mac のほうはミニプラグで、相手機材のほうはそれに準じたプラグのものを用意して下さい。
あるいは、「USBオーディオ変換アダプタ」というようなものもありますので、これだと USB 経由で接続できます。
Mac の後ろやサイドなどにある「入力ジャック」と、相手のアナログ機材をつなぎます。
▲ 左側が Mac mini の入力ジャック。右のヘッドホーンマークは出力で、これは、すべての Mac 、あるいは多くのパソコン環境の共通のマークです。
なお、音源が取り込める状態かどうかは、システム環境設定 > サウンド の「入力」を確かめてみて下さい。これは、 Mac から取り込んでいるはずの音が鳴らない場合にもチェックしてみて下さい。
▲ 出力に入力源が表示されていればOKです。
▲ Mac mini と昔風のラジオをつなげた状態。
これで用意ができました。
ここからが手順です。
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アナログ音源を GarageBand を使ってMac に取り込む
1. GarageBand を起動
「新規プロジェクト」から、どれかを立ち上げます。どれでもいいです。 ここではデフォルトの「Piano」で新規 GarageBand 画面を開きます。
下のような画面が開きます。
新規の場合、キーボードが出ますが、キーボードは閉じます。
2. 新規トラックを「リアル音源」で追加する
トラック > 新規トラック を選びます。
下の選択画面が表示されますので、真ん中の「リアル音源」を選んで、「作成」ボタンを押す。
3. モニタを「入」にする
GarageBand 画面の右下に下のようなコーナーがありますので、そこで、モニタを「入」に。
デフォルトでは「切」になっています。
「切」でも録音はできますが、録音しながら音をリアルタイムで聞けません。
4. 入力源で音を鳴らしてみる
つなげたカセットやレコードプレイヤー、ラジオなどから音を出してみます。
音が入力されていれば、左上の追加したトラックのメーターが下のように反応するはずです。
ここで音量などを調節して下さい。
基本的に、このメーターが赤やオレンジに振れることが多いと、入力音が大きすぎて、音質が低下する可能性があります。
5. 録音する
レベルを調整した後、録音をはじめます。
まず、コントロール > メトロノームでメトロノームのチェックを「外して」下さい。
次に、下の赤い丸の録音ボタン(●)を押すと、録音が開始されます。
録音が開始されると、下のように GarageBand 画面で録音状況が示されます。
録音を止める時は下の四角(■)の停止ボタンを押します。
録音されているどうかきいてみて、OKでしたら、そのまま iTunes に移送して、 MP3 として保存しておくほうが便利です。
6. iTunes にMP3ファイルとして送る
共有 > iTunes に曲を送信… を選ぶ。
下の画面が出ますので、「共有」ボタンを押します。
この際、デフォルトでは音の形式が MP3 ではありせんので、「圧縮方法」から MP3 エンコーダを選んで下さい。
これで、iTunes に音が移送されて、自動で iTunes で再生されます。
MP3形式ですので、ほとんどの用途で使えると思います。
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