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Mac でファイルを開くことができない場合の一般的な対処法

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アプリケーションを選ぶ方法と、拡張子について

Mac は、通常では、書類やファイルをダブルクリックすれば、それに対応したアプリケーションが自動で選択されてファイルが開きます。

ファイルをダブルクリックしても、そのファイルが開かない場合、一般的に考えられる理由は、

・対応するアプリケーションが Mac の中に存在しない。

・アプリケーションのバージョンアップ等で対応しなくなった。

ということが多いと思われます。

それと、「基本的に他の OS の実行形式のファイルは開けない」ということもあります。たとえば、Windows の「.exe」と拡張子がつくものなどが代表的なものですが、他にもいろいろとあります。

 

ダブルクリックで開かない場合

まず、一般論として、もっとも簡単な解決法として、ダブルクリックでファイルが開かない場合は、そのファイルを「右クリック(ファイルの上で右ボタンを1度押す)」すると、下のように「開くことのできる可能性のあるアプリケーション一覧」が表示されます。

これは、ここに表示されているアプリケーションで必ず開けるという意味ではないですが、表示された以上は、どれかで開く可能性があります。

右クリックしても「アプリケーションが何も表示されない場合」はそのままでは開けない可能性が高いです。

そういう場合の原因として多いのは、

・固有のアプリケーションのファイルの場合

・あまり一般的ではない方式で圧縮されたファイルの場合

・間違って拡張子を消してしまったファイル

などです。

なお、あくまで私個人の考え方ですが、今回出てくる「拡張子」というものは、そのユーザーが初心者であろうと、そうでなかろうと「表示させておいたほうがいい」と思います。

拡張子は Mac でも Windows でも、デフォルトでは拡張子は「表示しない」という設定となっています。

何となくこのほうが初心者にはわかりやすそうに感じられるかもしれないですが、しかし、現行の OS では、拡張子の意味はかなり大きく、トラブルなどの際に「拡張子というものを知らない」ということになると、トラブル解決に時間がかかる可能性もあります

なので、「拡張子の表示に慣れる」というほうが私はいいと思います。

Mac での拡張子の表示方法などについて記しておきたいと思います。




 

拡張子の表示と非表示について( Mac OS 共通)

拡張子の表示と非表示

デフォルト(最初の状態)では、「拡張子は表示されない」という設定となっていますので、これを「表示させる」に変更する方法です。

上部メニューバーから「 Finder > 環境設定」を選び、その環境設定パネルの上部タブから「詳細」を選択します。

その中の「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れます。

 

拡張子の変更の際の警告

上の「すべてのファイル名拡張子を表示」の下に「拡張子を変更する前に警告を表示」というところがあります。

ここは最初からチェックが入っていると思いますが、ここも、仮にチェックが外れていた場合は入れたほうがいいかと思います。

ここにチェックを入れると、ファイル名を変更する時に、「誤って拡張子を消してしまった場合」に下のように警告してくれます。

拡張子を変更しようとして削除する場合はともかく、一般的には「キャンセル」して、拡張子はオリジナルのまま維持させます。

たとえば、「拡張子を完全に消してしまうとどうなるか」というと、下のようなことになり、アイコン上での書類の分類が消えてしまいます。

左はテキスト、右は写真です。それぞれ「 .txt 」と「 .jpg 」という拡張子がついています。

ここから拡張子を取り去ったファイルが下のものです。
アイコンも「白紙」となり、どんな種類のファイルかわからなくなります。

現在では Mac ユーザーでも Windows ユーザーでも、拡張子表示にある程度慣れておくのもよいと思われます。










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