Mac OS X TIPS
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Yosemite , Mavericks 時代も必須の動画編集フリーソフト MPEG Streamclip
ごく簡単な編集なら最も動作の軽いこれが一番です
Leopard くらいからずっと使い続けているフリーソフトはいくつかあります。そもそもがそれほど外部のソフトを使うほうではなく、Mac OS X オリジナルだけで済ませているほうなので、その数は多くないのですが、その数少ない中の「必須ソフト」のひとつが今回紹介する MPEG Streamclip です。読み方は、「エムペグ・ストリームクリップ」でよろしいかと思います。
ずっと以前に紹介していたつもりでいたのですが、過去記事を整理していると、どうやらご紹介していなかったようです。
というわけで、遅ればせながらご紹介します。
現行バージョンは El Capitan , Yosemite にも対応しております。
この MPEG Streamclip はいろいろなことができるとはいえ、私の主な用途は以下の2つです。
・インターネットなどからダウンロードした FLV 動画を MP4 や AVI 形式に変換。
・動画からほしい場所だけ切り取る。
この2つのことを「同時に」おこなうことができます。
ちなみに、当然、動画のビューワとして使うこと(動画を見るために使う)にも何の問題もありません。
動作も軽いですし、フリーソフトですし、動画の編集等に興味のある方で使われたことのない方は、とりあえず一度使ってみることをおすすめしたいです。
ちなみに、 Lion 以降のの場合、 Mac OS X の Quicktime Player でも、かなり動画の編集をできるようになりましたので、使い分けされるといいかと思います。過去記事の「Lion の QuickTime Player の新しい編集機能と音の抽出」をご参照下さい。
ただ、現時点では、 MPEG Streamclip のほうが簡単のように思います。
今回は私がよく使う用途の
・インターネットからダウンロードした FLV 動画を MP4 に変換。
・動画からほしい場所だけ切り取る。
を簡単に説明させていただきます。
ダウンロードは、
Squared 5
http://www.squared5.com/
のトップページ左カラムの一番上、「 MPEG Streamclip for Mac 」
をクリックするとダウンロードページ移動しますので、そのページの
をクリックするとダウンロードできますので、ダウンロードした MPEG Streamclip をアプリケーションフォルダに入れて下さい。
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MPEG Streamclip の簡単な使い方
FLV 動画の MP4 などへの変換
1. 変換したい FLV 動画を MPEG Streamclip にドラッグ&ドロップ
一応、左下の「再生ボタン」
を押して再生できているかどうか確かめた方がいいかもしれません。
動画全体を変換するには、そのまま他に何の操作もせずに下の「2」を行います。
2. メニュー「 File 」から変換したい動画形式を選ぶ
ここでは、MP4 に変換する場合の「 Export to MPEG-4 」を選んでいます。
他に、Quicktime 形式、DV、AVI、Audio(音)などの項目がありますので、用途に応じて選んで下さい。通常の場合ですと、MP4 にしておけば、ほとんどの用途に使えると思います。
3. 書き出す
次に下のような大きな画面が出てきますが、
何もしなくていいと思います。
画面右下に「 Make MP4 」というボタンがありますので、それを押して、書き出したファイルを保存する場所を指定すればOKです。
次に、動画の欲しい部分だけ切り取る方法です。
・動画の必要な部分を切り取る(抽出する)
1. 編集したい動画を MPEG Streamclip にドラッグ&ドロップ
2. 動画の切り取りたい部分の「最初の位置」、つまり、「どこから切り取るか」を決定する
画面下にスライドバーがあります。
これを動かして、選びたい場面の最初を決めます。
そして、その位置で、「 Edit > Select In 」を選びます。
これで、最初の位置が決まります。
次に、「最後の部分」、つまり、「どこまで切り取るか」を決めます。
3. 動画の切り取りたい部分の「最後の部分」を決定する
スライドバーを移動させ、最後の位置が決定したら、その位置で「 Edit > Select Out 」を選ぶ。
画面右下に、選択した時間の範囲がでているはずです。
あとは、上の項目のメニュー「 File 」から変換したい動画形式を選ぶと同じで、動画を書き出します。
何度か使うと、習慣的に変換や編集ができるようになる使いやすいソフトです。 w 切り取った動画などはそのまま iMovie などの素材として使うこともできますし、たとえば、家庭用のビデオなどでものすごく長く撮影してしまったものなどを短くするというような時にも便利です。
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