セキュリティが以前より求められる時代に
うちは何台か Mac があり、子どもたちが遊ぶあたりの場所にも共用的な MacBook が置いてあります。子どもがひとりで使う分には構わないのですが、それでも親のいない時に友達同士で変な使い方などをされるのも困るので、そういう際には「画面をロックしておきたいな」と思っていました。
Mac OS が持つ機能の中にその方法がありますので、記しておきたいと思います。
方法はふたつありまして、
・キーチェーンアクセスを使う方法
・システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」を使う方法
です。
どちらも方法は簡単ですが、パスワードがわからなくなると、本人にも解除できないことになりますので、その点はお気をつけください。
Mac のデスクトップをスクリーンでロックする
キーチェーンアクセスを使う方法
1. 「アプリケーション > ユーティリティ > キーチェーンアクセス.app」にアクセス
キーチェーンアクセスをダブルクリックなどで起動します。
2. キーチェーンアクセスの環境設定で、状況をメニューバーに表示させる
キーチェーンアクセスのメニューバーから「環境設定」を開きます。
開いた環境設定の「メニューバーにキーチェーンの状況を表示」にチェックを入れます。
こうすると、デスクトップ画面のメニューバーの右上に「カギ」のアイコンが出てくると思います。
このアイコンが出ていたら、キーチェーンアクセスは終了してよろしいです。
3. キーチェーンアクセスの環境設定で、状況をメニューバーに表示させる
上のロック・アイコンから「スクリーンをロック」を選びます。
ただちに、画面はスクリーンセーバーとなります。
マウスやキーボードをさわると、下のようなパスワードの入力を求める小さなウインドウが出てきます。
ここにパスワードを入れて return キーを押しますと、通常画面に戻ります。
しばらく何も入力しないと、このウインドウも消えて、スクリーンセーバーに戻ります。
これがキーチェーンアクセスを使った方法です。
もうひとつは、システム環境設定の中の「セキュリティとプライバシー」を使う方法です。
システム環境設定「セキュリティとプライバシー」を使う方法
メニューバー > システム環境設定 を開きます。
最上段の6番目くらいに「セキュリティとプライバシー」という項目がありますので、クリックして開きます。
「スリープとスクリーンセーバでパスワードを要求」という項目がありますので、そこにチェックを入れます。
これで、スリープさせた時や、スクリーンセーバが作動している時には、デスクトップ画面に戻るためにはパスワードの入力が必要となります。
自分だけで使っている Mac にこのようなセキュリティ対策は必要ないと思いますが、他の人に Mac を使われたくない時や、特にお子さんがいる場合などは、このようなことをしておいてもよろしいのかとも思います。