OS X TIPS

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Mac OS X の小さなお役立ちツール: Digital Color Meter (デジタルカラーメーター)


digi-c1.png

アプリケーション>ユーティリティ


最Digital Color Meter(デジタルカラーメーター)というアプリケーションが Mac OS X にデフォルトで入っています。

これは、アプリケーション>ユーティリティ の中にあります。

この「ユーティリティ」フォルダにあるのは、普通の使用の中ではそんなに多く使うわけではないものや、(通常の Mac の使用では)ほとんど使うことのないアプリケーションなどが入っている感があって、「ディスクユーティリティ」以外は最後まで使うことなく終わるというようなソフトも多いように思います。

あるいは「グラブ」のように、どうしてあるのか、よくわからないようなソフトもあります(グラブは画面のキャプチャアプリケーションですが、 Mac OS X にはもともと画面キャプチャ機能がついているので、どういう局面でこれを使うのかがよくわからないのです)。

画面キャプチャについては スクリーンショットを参照して下さい。


その中で、この Digital Color Meter はわりとよく使います。

基本的には「画面上で選んだピクセルの色の値が表示される」というものですが、これは写真と文章が同居している書類、特に HTML 文書(ホームページ)を作る時などに大変役に立ちます。

たとえば、



こういうように、色のある背景の上に写真(この場合は文字の入った部分)を乗せて色を合わせたいとします。

しかし、色を完全に合わせるには、写真の色の値がわからないと上のように境目が出来てしまいます。



そこで、写真の色を計測して、その値を背景の色に指定すればいいということになるわけです。

Digital Color Meterだと「写真の上にポインタを置くだけ」で数値がわかります。

※ Shift + Command + C でクリップボードに値がコピーされるので、それをテキストなどにペーストして使うと便利。

上の場合だと、
<td style="background-color: rgb(8, 158, 100);">
のような感じになります。
これで、



このように、色の値が一致して境目はなくなるという感じです。

まあ、これは使い方のひとつの例ですが、何かの機会にこういう普段は見逃しがちなソフトも使ってみては如何でしょうか。




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