Mac OS X TIPS [Lion , Mountain Lion , Mavericks , Yosemite 共通]
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新しい OS X をインストールする前に「完全」バックアップをしたほうがいいかもしれない理由
トラブルの際にいつでも以前の状態に復元できるようにしておく重要性
(注)これは Mac OS X Mountain Lion がリリースされた際に記した記事ですが、基本的には、El Capitan にいたるまでの、その後のすべての新しい OS X のインストールは「上書きインストール」となっていますので、ここに記しましたような「完全バックアップ」をしておいたほうがいいことは、今後も共通です。
2012年7月26日に、Mac OS X の新しいバージョン Mountain Lion (マウンテン・ライオン)がリリースされました。
Mountain Lion にアップグレードするには アップルの Mountain Lion サイトの右上にある「今すぐアップグレード」 というボタン押して、あとは、その手順に従えば大丈夫です。基本的には App Store 経由でアップグレードします。
今回のアップデートは一応、メジャーアップデートですので、メジャーアップデートの際の一般論として、「バックアップ」ということが必要とされています。
インストールディスクのない Mac OS 時代の初のメジャーアップデート
この「バックアップ」の意味も、数年前と現在の Mac OS では違っているように感じます。
その理由は Lion より、「インストールディスクを持たない」というのが基本形式となっていて、そのため、「仮に」メジャーアップデート後に何らかの不具合が起きた場合でも、「また元のディスクで再インストールすればいいや」ということにはならない可能性があるのです。
なので、今回は、出来るなら外付けハードディスクなどに「完全バックアップ」をとり、何かあった場合は即座に外付けなどから起動できるようにしておいた方がいいように感じます。
もちろん、これは私感ですので、必要であることではないですが、こういう際には「インストールディスクでの再インストールができない」ということに、やや不安を感じるのも確かです。
基本的に、新しい OS がリリースされた場合はそれ以前の OS は販売されないですので、もし仮に Mountain Lion の環境が合わなかった場合のために、ある程度は何かしておいてもいいかと思います。
特にいろいろなアプリケーションを使っている方は、OS 自体には問題はなくとも、新しい OS が出た時に「不具合問題」は必ず発生することです。
▲ Mountain Lion の仕様です。サイズが4ギガありますので、回線の速度によってはダウンロードにかなり時間がかかるかもしれません。
カーボン・コピー・クローナーを使った完全バックアップ
完全なバックアップをとるもっとも簡単な方法は、カーボン・コピー・クローナーというアプリケーションを使って、外付けハードディスクなどにバックアップすることかと思います。
カーボン・コピー・クローナーは、 Lion がリリースされた際にパックアップをとった時に記事にしましたので、ご参照下さい。
・Mac OS X Lion で外部起動ディスクを作成する
この方法でバックアップがとれるはずです。
それと、完全なバックアップという意味とは違いますが、 Mac OS X Lion そのものにも「復元機能」がついています。
そのことにも少しふれておきます。
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