OS X TIPS
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Mac OS X で使われる拡張子
拡張子とは
拡張子とは、ファイルの末尾に「ドット」の後につく半角英語3文字(あるいは4文字)の文字列のことで、ファイルの種類を区別するためのものです。
Mac OS X でもすべてのファイルに拡張子があり、拡張子のないファイルは基本的には認識されません。

上は、「.txt」(テキストエディットで標準テキストで作るとこういう拡張子がつきます)と、それを取り除いた場合です。
拡張子がないと判断されたものは、白紙アイコンとなり、拡張子がつけられるまでダブルクリックでは開きません。
また、拡張子をファイルから取り除こうとすると、下のように警告されます。

なお、Mac OS X はデフォルトでは拡張子は表示されません。
設定は「Finder>環境設定>詳細」で、「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れます。

表示に関しては好みの問題かもしれないですが、インターネットを利用する機会が多い昨今の場合、ファイルをダウンロードをすることや、あるいは、メール等でファイルを受信することも多くなったこともあり、ファイルの判断材料のためにも、拡張子は表示できる設定にしておいた方が良いように思います。
下に、 Mac でよく使われる拡張子の一覧を記しておきます。
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Macで使われる拡張子
下に赤字で書いたのはその書類をダブルクリックした時にMacOSXデフォルトで起ち上がるソフト。
.aif Macでの標準のオーディオファイル形式。WindowsのWAV形式のようなもので、単体ではサイズが大きいので、添付などではMP3などに変換するべき。aifをmp3に変換するにはiTunesを使う。
起ち上がるソフト→iTunes(MP3への変換もできる)→iTunesの基本的な使い方を参照して下さい。
.app Macでのアプリケーションにつく拡張子。Windowsでの「.exe」と同じようなものだと考えるといい。Windows環境では基本的に使えない。
.avi 「Audio Video Interleave」の略で、Windowsでよく使われる動画フォーマットのひとつ。Macとの相性は芳しくないが、QuickTime6以降ならプラグインを使うことで再生できる。
AppleのTIL
起ち上がるソフト→Quick Time Player
.bhx Mac上で圧縮された拡張子の形式の中のひとつ。StuffIT Expanderで普通に解凍される。
Windowsとの互換性はデフォルトではナシ。
起ち上がるソフト→StuffIt Expander
StuffIt Expanderでの圧縮ファイルは、WindowsでもWindows版のStuffIt Expanderがあれば、解凍できる。
.bin .bhxと同じマックバイナリ。Windowsとの互換性はデフォルトではナシ。
起ち上がるソフト→StuffIt Expander
.bmp Windowsの画像ファイルの標準。Macのプレビューで再生できる。
起ち上がるソフト→プレビュー
.flv 動画ファイルのフォーマットの一種。YouTubeの形式がこれを採用しているせいで一気にメジャーな画像形式となった。変換には外部ソフトが必要。
→ YouTubeの動画のダウンロードと再生の解説ページ
.gif 画像ファイルのフォーマット。Mac、Windows関係なく開くことができる。
起ち上がるソフト→プレビュー
.hqx Macでよく使われる圧縮ファイル形式。Windowsとの互換性はデフォルトではナシ。
起ち上がるソフト→StuffIt Expander
.html ホームページなどを記述するための形式。今見ている、こういうものすべての文章ファイルにこういう拡張子がついている。.htmとか.shtmlだとかいろいろとあるが、同じようなこと。
起ち上がるソフト→Safari
.lzh Windowsできわめてよく使われる圧縮形式につく拡張子。Macでも展開できるが、中身はWindows用のものであると考えた方がいい。もちろん、それが通常のテキストや画像などなら問題なくMacで使える。
起ち上がるソフト→StuffIt Expander
.jpg インターネット上で広く使われている画像形式。
起ち上がるソフト→プレビュー
.mp3 現在一番広く使われている音楽ファイル形式。MacだとデフォルトでiTunesで再生される。また、iTunesで再生された音楽は「Home/Users/あなたのユーザ名/Music/iTunes/iTunes Music」の中にタイトルごとに保存される。
起ち上がるソフト→iTunes
.mp4 MPEGという形式で圧縮された動画ファイルなど。MacではQuickTimeで対応。
起ち上がるソフト→Quick Time Player
.ram リアルオーディオで作成された音声ファイル。
.pdf PDFという形式のファイル。Macデフォルトのプレビューか、インス トールされていれば、ADOBE社のAcrobat Readerで読める。今の時代、インターネットをする上でも不可欠な書類形式。また、MacOSX Pantherでは、スクリーンショットもこの形式で保存される(Tigerは.png)。
起ち上がるソフト→プレビュー
.pict MacOS9までのMacでの標準画像形式だが、今ではMacでもほとんど使われることはない。もちろん、Classic環境でスクリーンショットを撮ると、この形式になる。 Windowsとの互換性はデフォルトではナシ。
起ち上がるソフト→プレビュー
.pkg Macのインストーラーなどがこの形式になっている。Macではダブルクリックで自動展開する。
.png 画像ファイルの形式で、MacOSXが Tigerになってから、プレビューでのデフォルトでの保存形式がPNGになったことで、Macユーザーには親しみやすい画像ファイル形式となった。ファ イル名を半角英数字に変えれば、そのままインターネット用としてメールにもWebにも使える。
起ち上がるソフト→プレビュー
.scr Windowsのスクリーンセーバーの形式で、Macではどうしようもできないファイ ルだが、取り上げたのは、メールに添付されているウィルスの形式によくこれがあるからだ。不審なメールに.scrが添付されていたら、Windowsのウ イルスかもしれない。もちろん、Macには感染しない。
.sit Macで標準の圧縮形式だが、Windowsでは一般的なものではないので、Windowsユーザーに圧縮してファイルを送る際に使ってはいけない。
起ち上がるソフト→StuffIt Expander
.zip 現在では、Mac、Windows双方にデフォルトで備わっている圧縮・解凍機能。
このZIP型式がネットでの標準となったと言っていいと思う。いろいろな圧縮機能があるとはいえ、相手がWindowsか MacOSXであれば、絶対に解凍できるのだから、 やはり圧縮の第一選択はZIPで良いと思われる。
関連ページ>> 圧縮と解凍について
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