Mac OS X TIPS
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音楽でも動画でも OS X の Finder は最高の「視聴アプリケーション」
OS X の多角的なプレビュー機能
Snow Leopard あたりから、Mac OS X 全体での「操作の結びつき感覚」というのが強くなっていて、例えば、文書や画像はフォルダだけでのプレビューでも何の問題もなくなってきていますし、音楽や動画でも実は同じように、「フォルダ内だけでの管理」で、視聴などもほとんど問題なくなっています。
Mavericks や Yosemite などでは、さらに完成してきている感じがありまして、それまでにもあった「情報を見る( Command + I ) 」という機能に加えて、
・アイコンにプレビュー機能がついている
・スペースバーでファイルの情報を見る機能
という機能があり、この2つだけでも、その書類のおよその内容はわかるのです。
もちろん、Mac OS X には他にもいろいろと検索関係の機能が本当に多く搭載されていますので、ご自分のお好みの検索方法をお使いになれれば本当に便利に使えると思います。
私は面倒なことがダメなので、大体は「スペースバー」で書類の内容を直接見ることが多いです。
これらのことを動画と音楽でごく簡単に説明いたします。
なお、以下の説明にある操作では、フォルダの表示を「アイコン表示」としておこなっています。
フォルダを開いたウインドウの上部にある
で、左のボタンでアイコン表示になります。
音楽ファイルの場合
音楽を大量に Mac の中に入れている人(私など)などでは、たまに音楽ファイルを移動する必要がある場合などがあります。「貯まりっぱなしじゃアレだし、少しは取捨選択しよう」というようなことを思うこともあります。
しかし、私のように保管の仕方がずさんな人の場合、フォルダの中を見ても、下のように適当な名称をつけて保存していて、何が何だかわからない音楽ファイルがたくさん出てきたりします。
音楽の内容を知るには実際に聴くしかないわけですが、今の Mac は、 iTunes などにうつさなくも、 Finder 上でリアルタイムで視聴できます。
することは、どのファイルでもいいですので、ボインタをあててみることだけです。
音楽ファイルなら、アイコンの真ん中に横向きの ▲ (再生ボタン)がついているのがおわかりかと思います。
それが再生ボタンとなっているわけです。
ここをポインタでクリックすると再生されます。
つまり、すでにこのフォルダ自体が音楽再生ソフトとして機能しているのです。
アイコンの大きさは、フォルダの右下に
のスライドバーがありますので、それを右に動かすとアイコンは大きくなり、左に動かすとアイコンは小さくなります。
もうひとつは、聴きたい音楽ファイルを選択して、「スペースバーを押す」というのがあります。
下のような表示が出て、音楽も再生されます。
この場合、曲名、アーティスト名などが(入れられていれば)表示されます。
動画の場合
動画のプレビューについてです。
動画の場合も音楽ファイルとほぼ同じです。
私は Safari の「構成ファイル一覧」から動画をダウンロードすることが多いのですが、この場合、ファイル名がすべて「 videoplayback 」という名前のついたファイルの連番となってしまいます。
具体的にいうと、アイコン表示ではこんな感じになります。
タイトルが、「videoplayback -1」とか「videoplayback-2」となっているだけで、どれがだれだかわからなくなることも多く、内容を確認する必要があります。
音楽と同じように、見たい動画ファイルのアイコンにポインタを乗せると、下のように「再生ボタン」が表示されます。
音楽では聴ければいいだけですが、動画の場合はある程度の大きさで見られたほうがいいかと思いますので、「見たい動画ファイルを選んでスペースバを押す」というほうがいいかと思います。
このように普通に再生されます。
また、ファイルの「情報を見る( Command + I)」ウインドウにも、プレビュー画面があります。
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