閲覧した動画の履歴をMacのデスクトップに残したくない場合
動画などを見る場合、今ですと、いろいろなアプリケーションをお使いの方がいらっしゃるかと思いますが、たとえば代表的なフリーの動画閲覧アプリケーションとして、QuickTime Player (クイックタイムプレイヤー)や VLC などがあると思います。
これらに限らず、現在の Mac の多くのアプリケーションでは、「履歴」、つまり、どんな書類やファイルを開いたかということが記録されるということになっていまして、動画でしたら、「どんな動画を見たか」ということが「後からもわかる」ようになっています。
たとえば、Dock 上のアプリケーションのアイコンを「右クリック」すると、最近見た動画が下のように表示されます。
これはこれで便利な機能ですが、自分以外の人が使ったり見る可能性のある Mac では、場合によっては「どんな動画を見たかを人に知られたくない」という場合もあるかもしれません。
そのような場合に、「動画閲覧の履歴を消す」方法を記しておきたいと思います。
QuickTime Player や VLC の動画閲覧履歴を消す方法
基本的には、どちらも、
ファイル > 最近使った項目を開く > メニューを消去
で、履歴は消えます。
履歴が消えていない場合は、Mac を再起動させて下さい。
「履歴をこれからもずっと残したくない」という場合は、以下の手段で、あらゆるアプリケーションに履歴を残さない設定にしておきますと、その後、履歴は残りません。
Macで アプリケーションの履歴を残さなくする設定
今後一切の履歴を表示させない状態で使いたい場合は、
アップルメニュー > システム環境設定 > 一般
を開きます。
「一般」の下部に、「最近使った項目」があります。
ここの数字が、「履歴を残す数」となっています。
ここが「0」以外になっていたなら、「0」を選んで、パネルを閉じます。
これで、基本的に履歴は残りません。
この手順は、現行のすべての Mac OS に有効です。