保存も OS X がやってくれる
かつての Mac では、作業中の書類では、「保存」や「別名で保存」を忘れてしまうと、作業の内容が保存されませんでしたが、Lion 以降は「書類の保存方法」に大きな変化があります。
以下は、テキストエディットの「ファイル」メニューですが、以前あった「別名で保存」がありません。
「別名で保存」は、 Windows でいうと、「名前をつけて保存」のことです。これがなくなりました。
また、自動保存機能の「オートセーブ」も搭載されており、これは「書類に名前をつけて保存した時」から始まります。
なので、一度、ファイル名をつけて、保存した後は、手動で保存をしなくとも、書類は保存されます。
「消えた別名で保存」と同じことをする方法については以下のようになります。
名称をつけて保存した後、「別名で保存」したい場合
以前の「別名で保存」は、
・複製を作って、そこに名前をつけて保存
という手順になります。
・まず「複製」は、上の「メニュー > ファイル」から「複製」を選ぶ。
そして、複製した書類を「保存」( command + S )します。これが「別名で保存」と同じアクションとなります。
画像(プレビューの場合)
プレビューで画像を保存する時も、大体同じですが、画像には JPG とか PNG とかの種類指定があります。
ここでも「別名で保存」する場合は、
「メニュー > ファイル」から
「書き出す…」を選択して、名前をつけて保存します。
そうすると、ダイアログが出ますので、ファイル名と、ファイルの種類を選んで、「保存」を押します。
保存で「GIF 形式」などを選択したい場合は、
・option キーを押しながら「フォーマット」をクリックします。
そうしますと、Macで変換できる画像フォーマットがすべて表示されます。
自動保存機能(オートセーブ)
なお、一度、名前をつけて保存した書類はその後は「自動保存」されます。
Mac のテキストエディットなどのデフォルトのアプリケーションでは特に意識的に保存しなくとも、作業中に自動に保存されます。