「常に無視する」が正しい対処です
インターネット上で、特に海外のあやしげなサイトや、あるいは、特に怪しくなくとも、ポップアップ系の広告などで、
「あなたの Mac はウイルスに感染しています」
というような、あるいは、それに準じた表示が出ることがあります。
下は、今回の記事のために、いくつか怪しいサイトで「 Mac 系のそのテの表示」を探してみましたら、いくつかのサイトですぐに下のような表示が出ました。英語も日本語も混じっていますが、英語には簡単な訳を下につけておきます。
(上の英語のものは「お使いの Mac はウイルスによって破壊されています。今、ウイルスを削除しないと、あなたのシステムは破損し、写真、データ、アプリケーションなどに永久的な損傷を与える可能性があります」などと書かれています)
結論としては、こういうものと遭遇した時には、「相手にしない」というのが原則です。
つまり、「○○ を押して下さい」と言われても、押してはいけません。
「○○のプロセスをお試し下さい」と言われても、試してはいけません。
こういう表示に遭遇した場合は、何もしないで、「そのページを閉じる」というのが正しい対処です。
希に、「 Safari などのブラウザ自体を閉じられなくなる状態」になることがありますが、その際は「ブラウザの強制終了」をして下さい。
強制終了の方法は、
という記事にあります。
先ほどのような表示や広告のようなものは基本的には単なるビジネス系の販促の広告が多いので、実際にはそれほどの実害がない場合も多いと思いますが、その中に「悪意のあるもの」が存在している可能性は否定できません。
もし、こういう「ウイルスに感染しました」というような表示が出て、気になるのでしたら、市販のウイルス対策ソフト(多くは無料のお試し期間があります)でチェックすればいいかと思います。
基本的には、日本の Mac 用のセキュリティソフトは下のようなものが有名です。それぞれ体験版期間がもうけられています。