2013年的世界の始動(4): 製造大国・日本の終焉でハナタラシの「ソニー vs ビクター」を思い出す
2013.02.20
日本のノイズ系ミュージシャンのオムニバス『カム・アゲイン2』というものがあります。1993年頃のものですので、20年前のものです。
この頃はバブル崩壊を経た後だとはいえ、現在のような「日本の産業の本当の終焉」という感じの時代でもなく、まだソニーもシャープもビクターもピカピカの一流会社だったと思います。
しかし、今、シャープは公募増資で会社の寿命をなんとか保つ程度というところまで追い詰められ、ソニーは営業益の筆頭が「金融」というサービス会社となっているわけで、たった20年で日本は大きく変わりました。
しかし、この世は方丈記にある通りに「無常」。
常に変わっていく。
日本や(あるいは世界が)焼け野原になる時が来ても、それはそれとして、特段に悲嘆するようなことでもないように思います。
そんなわけで、その20年前の『カム・アゲイン2』に収録されているハナタラシの「 Sony vs Victor 」という曲をベースに、ハナタラシのいくつかの曲をミックスしてみました。
Hanatarashi ハナタラシ - Sony vs Victor ( 2013 cock mix )