発掘シリーズ/手動シーケンサーの快感
2012.06.07いつころ作ったものかわからないんですけど、カセットで音源が出てきて、そのカセットのレーベルがマクセルの古いやつだったので、二十数年以上前のもののようです。
HAKO - Pol Poto
当時、私の周囲でシンセを持っていた人たちが集まると、大体、こういうようなセッションが始まりました。まだ「テクノ」なんていうものがなかった頃なんですが、こういうのを聞いていると、テクノっていうのはジャンル名がついていなかっただけで、30年くらい前から連綿と「個人の家」などで演奏されていたように思います。まさに「ハウス・ミュージック」というのか。
ちなみに、私は長い間、シーケンサーなどの「自動演奏マシン」を持っていなかったので、ずっと、フレーズは「手弾き」でした。上のも全部、手で弾いていると思います。場合によっては、ドラム(シンセの音)も手でやったものかも。ドラムマシンなんてものも手に入らなかったものですので。
プログラムしなくていいので、このほうが楽でしたけどね。
そして、なぜか同じフレーズを繰り返し弾き続けていると次第に気持ちよくなるんですよ。