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レトロゲームでの「エレクトロ・ノイズ体験」

2012.04.14

この20年くらいは家でも外でもまったくゲームはしませんが、中学とか高校の時とかは、ゲーセンにばっかりいたんですよ。
スペースインベーダーが出る前からゲーセンに行っていたようなタイプの人間だったんです。

最近、むかしの知り合いと話している時にその頃、つまり1980年代前半くらいのゲームの話になって、

「すげー音のする陣地取りゲームって、あれは何て名前だっけ?」

という話が出まして、やっとのことで思い出したのが QIX (クイックス)というタイトーのアーケードゲームでした。調べると、1981年のもののようですので、31年前のゲームですね。

これは実は私個人の音楽体験の中でも貴重で、このゲームの音は「それまでの人生の中で聴いた中で最もかっこいいエレクトロニクス・ノイズ」だったんです。

完全に忘れていたとはいえ、この影響は今でもどこかにあるのかも。


Qix (クイックス / 1981年)



これを見ただけでは、どういうゲームかよくわからないかもしれないですが、画面内を飛んでいる物体に当たらないように直線のラインで陣地を拡げていきます。

空間内にいる時に飛んでいる物体に接触したらアウト。周囲のライン上にいる間は大丈夫ですが、周囲のライン上からも追っ手が来るので、それも避けなければならないという相当緊迫するゲームでした。

ちょっとマニアックな人向けのゲームだったかも。