「うつ」を吹っ飛ばせ Vol.2 - 私の東京での最初のリラクゼーション音楽だった「あぶらだこ 木盤」
2013.01.11
相変わらず、普通の状態と「うつ」の状態の変動が激しいんですが、昔、そういう時に救ってくれた音楽って何だったかなあ、と思い出すと、最初に出てくるのは、あぶらだこの 1985年の「木盤」なんですよね。
▲ 1985年のあぶらだこ(木盤)のジャケット。
今でもそうですけど、当時は「あぶらだこの歌詞」なんて気にしたことなかったんですが、最近はネットなんかにも歌詞が出ていて、読み直してみると、「相変わらずよくわかんなけいけどスゲー歌詞だな」と気づきます。
今回は木盤の中でもっとも静かな曲のひとつといえる「パラノイア」を歌詞つきでアップしてみました。
当時はよく、あぶらだこのライブを見に行ってました。
この1980年代中盤は、ちょうど、ガーゼなどがハードコア路線を堅持していのとは別の方向にあぶらだこが進んだ頃でしたが、どちらも好きでした。ガーゼもあぶらだこもどちらも素晴らしい展開だったと思います。
あぶらだこ Aburadako - パラノイア(1985年 / 歌詞)
パラノイア/歌詞
打ち砕かれたのは43回目の春
霧の中で遊ぶ7人の小人の山
救われたのはユダの紙切れ1つ
黄泉の国からプランクトンの嵐
気がつかなかったのは後から4つ眼が
ふたつとも遠くを見る冷たい血管の中まで
ただ うろたえる
ただ うろたえる
忘れかけたのは
ただ うろたえる