北海道から東京に来たのは 1982年だと思うのですが、東京で初めて買ったレコードは、工藤冬里と大村礼子が Noise というユニット名でリリースした「天皇」というアルバムでした。
▲ NOISE 「天皇」(1980年)のジャケット。
今では CD でも再発されていて、 Amazon などでも中古で買えますが、東京に来る前に北海道にいた私は手にいれられなかったのですね。
それで、東京に来て探して、確か新宿のレコード店で見つけて買ったと思います。
今回映像をつけてアップしたのですが、どうして今さらアップしたかというと、実は昨日(3月6日)の夜、ひどい「ウツ感」に襲われまして、どうにもならなくなったんですよ。
それで、部屋で横になって・・・というより倒れて iTunes でランダムに音楽を流していましたら、このアルバム「天皇」に収録されている中で、当時の私が最も好きだっだ「羊」という曲が流れたんです。
横になりながらこの曲を聴いていると・・・なんと元気になったのです。
それで、ハタと起き上がり、アレハンドロ・ホドロフスキーの映画『ホーリー・マウンテン』の映像を入れていました。
なぜ、『ホーリー・マウンテン』かというと、この映画のポスターは何種類かあったのですが、その中のひとつが「人と羊」だったんですよ。下の写真がボスターに使われました。
それにしても、この「羊」という曲、昔よりも心地よく感じます。
若い時はどろどろしていてあんまり聴かなかったですけど、「時代と似合ってきている」ということなのかもしれません。
では、ここからです。
まさに「元気をいっぱいもらいました」という感じです。
工藤冬里 & 大村礼子 - 羊 / sheep / Schaf (1980) with Lyrics
歌詞は動画に入れましたが、下のような感じです。
羊
おまえがいってしまってからは
しあわせな羊と
あしたになれば
たくさんのあいのこたちが生まれるだろう
頭が羊で体が人間
それともその反対
どちらが幸福かなんてだれにもわからない
おまえがいってしまってからは