最晩年の音楽(14)- ターミネーターX - Buck Whylin (1991年)
2012.10.02
ラップグループのパブリック・エネミー (Public Enemy) は、その政治的なメッセージなどの側面があまりに強くピックアップされていたグループだったような気がしますが、私がはじめてきいた時に感心したのが、このパブリック・エネミーのDJ であるターミネーターX の「スクラッチ・センス」でした。
スクラッチのテクニックのほうの善し悪しは私はよく知らないので、うまい下手の話ではなく、その音の構成がものすごくカッコイイと思っていました。特に、Rebel Without A Pause あたりのかっこよさは異常なほど。
最近、そのターミネーターXのソロアルバムのようなものがあることを YouTube で知りましたが、やはりカッコイイ。
今回は、1991年のアルバムの中の Buck Whylin という曲をリミックスしてみましたが、なんと「ビデオを直接適当につぎはぎして編集した」というビデオスクラッチバージョンであります。
もともとのオリジナルには男声の MC が入っているので、そこをすべて省いた感じです。「 War Mix 」と名付けました。
Terminator X - Buck Whylin' ( War Mix )
オリジナルの Buck Whylin はこちらにあります。