この夏よく聴いていた曲 その1
USAアルメニア / エラ・ソ (モロッコ / 1967年)
2012.08.31
私の住んでいる場所はいまだにクソ暑くて、「よく聴いていた」という「た」というような過去形の話ではないのですが、いくつかご紹介します。
1960年代は、レバノンなどの中東も、あるいはモロッコなどの北アフリカも音楽に関しては、なかなか興味深いことになっていたということが最近になってわかってきています。
今では政治と紛争のニュースばかりのイメージもある地ですが、「西洋音楽とアラビア音楽の融合」ということに関して、大きな可能性があったように思います。
そんなわけで、今日はモロッコの「USAアルメニア」というバンドの 1967年の「Ella's Tho」という曲。このタイトル、歌を聴いていると「エラ・ソー」と言っているようなんですが、何語かわからないですで、調べてみましたら、ギリシャ語でした。
綴りは「」ということで、意味は「Come here 」、つまり、「こちらにおいでよ」という意味のようです。
長い時間をかけて調べるほどの意味だったかどうかはともかく、しかし、ギリシャへ行った時に(いつ行くんだよ)、女の子などに「エラソ!」と言えば来てくれるかもしれません。コツは、「エラソー」に言うことかも(ぎゃふん)。
というわけで、その曲です。
とてもいい曲です。
USA Armenia - Ela tho (1967)
映像は映画「シンドバッド七回目の冒険」と、ピンクフロイドのデビューの頃の映像を合わせたものです(適当だな)。シンドバッドはかっこいい映画。