Overdose Japan Top に

ツェッペリンで何が好き?

2012.04.10

このあいだ、昔の知り合いと飲んでいた時、

「ツェッペリンで一番好きな曲は何?」

と訊かれて、「ウッ」とつまったのでした。
私の音楽の原点はいろいろとありますけれど、ツェッペリンは巨大な存在のひとつ。

「うーむ・・・」

と考えたものの、その場では結論を出せませんでした。

これはですね。どうしてかというと、「レッド・ツェッペリンはアルバム単位でしかそういうことを考えたことがない」ためなのです。

だから、質問が

「ツェッペリンで一番好きなアルバムは何?」

なら、間髪入れずに「レッド・ツェッペリン2」と言えるのです。

本当にこのツェッペリンの2枚目のアルバムは私の音楽人生の始まりといっていいもので、アルバムではもう本当にこれだけなんですが、しかし、曲単位でなんかを考えたことがなかった。

それで、その後、ずっと考えて、なんとなく出た結論は下の感じです。


1位 Hats Off To (Roy) Harper (レッド・ツェッペリン3)
2位 Bring It on Home (レッド・ツェッペリン2)
3位 The Lemon Song (レッド・ツェッペリン2)


という感じだと思います。 Hats Off To (Roy) Harper は、中学1年生くらいの男の子の「大衆音楽」に対しての考え方を変えたという意味は大きいと思います。

今もよく聴いていますが、今は今で別の意味で楽しい曲だと思います。

貼っておきます。

レッド・ツェッペリン - ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー(1970年)






Bring It on Home も貼っておこう。
この曲のハード転換するギターリフ(1分40秒過ぎから)を中学生のとき、一生懸命練習したものでした。

レッド・ツェッペリン - ブリング・イット・オン・ホーム (1969年)



それにしても、たくさんの音楽体験が消えずに蓄積されている今の人生ってのは、もう、そこに関してだけは至福ですね。