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人類の未来(5):神話が教えてくれる「女性」
クレアなひととき 2011年07月02日


消滅を目前にしたみずがめ座の時代の男性の最大の役割




神話から読み取ることのできる「男性と女性の存在の概念」について下の2つのことがあると思われます。

・男性の役割は、本来、女性とは関係のないところにあり

そして、

・女性もまた男性とは関係のないところにある

ということ。

では、双方が何に関係しているかというと、男女とも相手は「宇宙」(のようなもの)であり「世界」(のようなもの)であり、言い方によっては「神」(のようなもの)とかそういうものです。

そして、それらはまた「母なる地球」と呼ばれる理由を持つ女性自身でもあるのですが。

男女のどちらが「この宇宙から最初に消えていく」のかは、今さら書くまでもないと思いますが、一応書きますと、男性です。実際に Y 染色体を減少させ続けている男性が先に消えます、物理的に考えても合理的な考えだと思います。

では、「男性がこの宇宙に存在している最大の目的は何か」ということを、特に私たち男性は知る必要があります。

それは、ヌーワ(つまり宇宙で単一の女性)の心の空白を永遠に埋めるものをこの地球(あるいは宇宙)に文明として残すこと。

それが終わった宇宙から順次、男性(の染色体を持つもの)は消えていくということになると思います。盤古とヌーワの関係を見ていると、このことがあまりにも明白に描かれていたのに、すぐに気づかなかった自分が情けないです。

ちなみに、上の話は昨日、飲み屋で知り合った若い女性と話している時に気づいたものです。彼女は目にグリーンのカラーコンタクトを入れていて、なんとなく、昔の知り合いだった「16歳のヌーワ様」を思い出させる雰囲気のある人でしたが、私は彼女との会話でひとつ気づいたことがあります。

それは、「女性は、今すでに、男性性システムの社会が作り上げた男女の在り方の理想像の矛盾と違和感に気づき始めている」ということです。個人的には女性たちはもっと気づいてもいいような気もしますが。

先日の記事で、うお座からみずがめ座への精神的文明の移行について書きましたが、これは「曖昧な移行」などではないと私自身は考えています。

なぜなら、その前の文明の転換を、日本だけに限って考えてみればわかりますが、私たちには「2000年以前の文明をすでに把握することもできていない」という現実があります。つまり、把握できないほど変わってしまった。

当時は記録型の文明がなかったからだ、という意見があるかもしれないですが、仮に1000年後、その時の文明が「今の私たちの記録型の文明を理解しない文明だった場合」は、やはり「あの2000年は何だったかはまったくわからない」ということになると思います。

多分、地球の2000年毎の区切りはそういうことなのだと思います。

なので、「とても考えられないほど大きく激しく徹底的に変わっていく」のだと確信しています。それに何百年かかるにしても。