2011.09.01

元ページ
マルチメディア対訳版 新約聖書 「ヨハネによる福音書」
http://www.bauddha.net/john_goodnews/index.html


ヨハネによる福音書 1:1-18



はじめに言葉があり、言葉は神と共にあり、言葉は神であった。

この言葉ははじめに神と共にあった。

すべての物は彼を通して造られた。造られた物で、彼によらずに造られた物はなかった。

彼の内には命があり、命は人の光であった。

光は闇の中で輝くが、闇はそれに打ち勝たなかった。

神から遣わされた一人の人が現われた。その名はヨハネであった。

この人は証人として来た。光について証言するためであり、それはすべての人が彼を通して信じるためであった。

彼自身は光ではなく、光について証言するために遣わされた。

すべての人を啓発する真の光が世に来ようとしていた。




彼は世におり、世は彼を通して造られたのに、世は彼が分からなかった。

彼は自分の所有物のところに来たのに、彼自身の所有物であった者たちは彼を受け入れなかった。

しかし、彼を受け入れたすべての者たち、その名を信じた者たちに、彼は神の子供となる権利を与えた。

すなわち、血によらず、肉によらず、人によらず、神によって生まれた人々である。

言葉は肉となってわたしたちの間に住んだ。わたしたちはその栄光を見た。父のひとり子に属する栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。

ヨハネは彼について証言し、叫んで言った、「この方は、『わたしの後に来る方はわたしよりまさっている。わたしより先にいたからだ』とわたしが言った方だ」。

わたしたちは皆、彼の充満の中から、恵みの上に恵みを受けた。

というのは、律法はモーセを通して与えられ、恵みと真理とはイエス・キリストを通して来たからだ。

いまだ神を見た者はいない。
父の懐にいるひとり子こそ、その方を知らせたのである。