すべての人類が持つ宝物「シャウト」 : 山塚アイ
もしかすると、1984年頃のある朝、大阪の狭いアパートの布団の中で、山塚アイは創造神ヌーワの声を夢で聴いたのかもしれません。
「あなたがた人類に与えた能力をすべて思い出しなさい!」というヌーワの強い口調を。
音楽に対して何の能力も技術もなく楽器も弾かない男。
その彼が創造神ヌーワから与えられた力を使って行ったこと。
この動画は、山塚アイの初期ユニット「ハナタラシ」のライブより。
ハナタラシ Live (1980年代中盤)
この山塚アイのシャウトが、この後 20年間以上にわたり、どれだけ世界に浸透していったか、そして、特に西洋の白人文化圏の人々をどれだけ感動させてきたか。「人が人を感動させるツールは、リズムやメロディだけではない」ということを自分の体そのもので表現した現代文明の下での最初の地球の人類が彼でした。
人類が神様からもらったもの。
それは「感動すること」。
そして、そこには個性と個体差が存在し、「感動の規定」の条件は一切ない。
「私には何もできない。歌なんて歌えない。きれいな声もないし、ハミングも口笛もできない。楽器なんて使えない。でも、音楽を自分で演奏して感情を発散させたい」
と思う。でも、それは何となく無理そうだ。
人間は大丈夫なんです。
壮絶な能力を持ちつつ生まれたのが人間です。
そのひとつが「叫び」です。
そして「叫びそのものが音楽である」として、それを世界中に知らしめた最初の人物こそがこの山塚アイという日本人男性でした。また、山塚アイは単に「世界中で認知されている数」としては、西洋社会で最もよく知られている日本人の音楽家のひとりだとと思います。
創造神ヌーワが、「何にも音楽ができないあのボンクラ共をどうしたらいいのか」と、ヒヤヒヤしていたところに、その解決策を神に最初に提示したのが山塚アイその人だったのかもしれません。