Overdose Japan / ノイズ・イン・日本
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Noise & Scum Rock in Japan


ULTRA BIDE  ウルトラビデ
想い出波止場  
工藤冬里  
白石民夫  
タコ  
電動歯  
NORD  ノール
灰野敬二  
芳賀 隆夫  
ハナタラシ  
PUNGO  パンゴ
非常階段  
暴力温泉芸者  
ほぶらきん  
BOREDOMS  ボアダムス
Masonna  マゾンナ
向井千惠  
Merzbow   メルツバウ



日本のノイズとスカム・ロック

mertzbow.png 日本のノイズは、1979年近辺に同時多発的に始まった。非常階段灰野敬二秋田昌美らが違う方向のベクトルからノイズを展開し、それぞれ世界的な知名度を誇るノイズミュージシャンとなった。ライブシーンにおいては、ビジュアルの充実を計った非常階段などが人気を博した。その後は、ライブシーンでは主に関西を中心に過激なユニットが続出し、ついには山塚アイ-ハナタラシが雑誌フォーカスの誌面を飾るに及んで、一般の認知を得ることになる。その後も、暴力温泉芸者などのニューフェイスも登場しながらも、このジャンルは比較的(国内よりも世界で)安泰といえる。実は日本は世界に希に見るノイズ大国で、これは明らかに誇れる文化です。

日本ノイズのオーソリティ、灰野敬二、秋田雅美は活動を中断することなくも30年に渡り音楽活動を続け、今では世界的なオーソリティでもある。また、Masonna、山塚アイなども世界的な知名度と評価を得ていて、「ノイズ大国日本」の地位は彼らが健在の限り揺るぐ気配は見えない。

(ためしに、YouTubeで「Merzbow」と「Keiji Haino」で検索してみると、各国からアップされている数の多さに驚くと思う。まさに「ノイズの王様」なのである。)

それと、ノイズというと何となく「特殊な音楽」と身構えてしまう人もいるかもしれないが(そりゃ確かに特殊だが)、リスナーとしてならあまり深刻に考えることはない。聴いてカッコイイと思ったり、心地よいと思えばそれでいいし、イヤなら無理して聴くものでもない。世の中のみんながサザンオールスターズを好きなわけではないように、世の中のみんながメルツバウを聴いてカッコイイと思うわけではない

また、ノイズ音楽の一部は強くトータルアートを意識していて、それはたとえば、彼らかのたちの作る作品ジャケットや映像などを見れば一目瞭然で、総合的、あるいは生活全般に影響する音楽でありアートであるという部分では、HIP HOPとも通じるものがある。
(写真は、メルツバウの「Beyond Ultra Violence」のビデオのワンシーン)

なお、このページには、存在的に他のジャンルよりもこちらに近い音楽家も記させていただいた。ここではそれらを「スカム・ロック」と名付けているが、音楽での正式なジャンル名ではない。


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