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 ウルトラビデ ULTRA BIDE

Profile




1978年にボーカルのヒデと、後に非常階段を主宰するJOJO広重を中心に結成されたユニット。非常階段らとともに、関西アンダーグラウンドシーンの頂点に君臨した。ジャンルとしてはノイズ、あるいはジャンルとしてではなく「存在としてのパンク」だが、NEW WAVEに対抗して作られたと思しきジャンル、NO WAVEの再筆頭とも言われた。ウルトラビデはその後、メンバーを変え、アメリカなどでの活動歴も持つ。

前に英語での彼らのアルバムのレビューを見かけたことがあったが、それを書いている人はscum-rockという呼び方をしていた。うーむ、スカム・ロックは非常によく彼らを表している気がする。


これまで公式に発表されたアルバムは自主製作時代はアルケミーから出た「ULTRA BIDE」(写真上)を始めとして2枚だと思われる。最近またボチボチとリリースされているようだが、ここ10年くらいの作品に関しては私は未聴であるので、どんなものだかわからない。



[個人的思い出]




▲ 1983年にアルケミーから発売された「ウルトラビデ/ULTRA BIDE」


東京に来て、右も左もわからない頃、明大前の「モダーンミュージック」というアンダーグラウンド専門レコード店で買ったのがウルトラビデのファーストアル バムだった。私は発売日(というか、店頭に並んだ日)に買ったが、家で聴いた時の軽いショックが忘れられない。叫びとノイズの混沌はそれまで私が持っていた緩い音楽観念を壊した。私を音楽リスナーの第2段階へと導いた日本屈指のオルタネイティブと いってもいいと思う。こういうたぐいのバンドが日本に出てくることはもうしばらくはないのかもしれない。