dj-logo.png
DJ機材専門店PowerDJ’S





エクセキューショナーズ

アメリカ東海岸出身の代表的なスクラッチ集団。 西海岸のInbidible Skratch Piklzと並んで、ターンテーブル界の始祖集団といえる。

基本的には、スクラッチの頂点の話となる場合に出るのはInbisibler Skratch PiklzとX-Ecutionersということになる。
これは好き嫌いの問題ではなく、彼らの存在がスクラッチ、ターンテーブリストの発展の歴史そのものとリンクしており、1997年にスクラッチアルバムを先駆けて発表したパイオニアでもあるのだ。

彼らを聴かずしてスクラッチやHIPHOP DJを語るというのは何だかおかしいことだし、それはバッハやモーツァルトを聴かずにクラシック音楽の歴史を語るのと同じということになるといってもいいのだ。
この偉業と貢献は永遠に語り続けなければいけないものでもある。

メンバーは流動的で、結成時のオリジナルメンバーは、Roc Raida、Rob Swift、Total Eclips、Mista Sinistaの4人。Mista Sinistaが脱退した後に、DJ BoogieやDJ Precisionなどが参加したこともあったようだが、現時点、2006年5月現在の公式サイトにはRoc Raida、Rob Swift、Total Eclipsの3人の名前が出ているので、基本的にはオリジナルメンバーで活動を続けているようだ。
私的にもこの3人が主軸でなければならないという思いはあるので、大変にいいことだと思っている。

ちなみに、X-Ecutionersはテクやボディ・トリックの点がよく強調されるし、それらが優れているのは紛れもない事実なのだが、彼らが優れているのは実はその音楽性なのである。

Inbisible Skratch Piklzがスクラッチテクの演奏集団だとすれば、X-Ecutionersは創造するアーティスト集団といえる。だからこそ、彼らの長い活動に蔭りが生じることはなかったし、これからもないだろう。



X-Ecutioners 公式サイト
http://www.x-ecutioners.net/

関連アーティスト

Rob Swift
Roc Raida

X-Ecutioners - Rock the Bells


Roc Raida、Total Eclipse、Mist Sinista、それにRob Swiftの黄金の4人による演奏。Rock the Bellを交互にスクラッチ。