Mac OS X TIPS
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テキストエディットだけで HTML 知識なしでウェブサイトを作る
別項目「OSデフォルトのソフトを使いこなす」でも、OSXに付属のテキストエディットや、ピクチャなどを使うことをお勧めしていますが、確かにこういうデフォルトのソフトは市販のものと比べて高機能であるとはいえないかもしれないですが、「それがなぜOSに付属しているのか」ということを考えるのもまたいいかと思うのです。
テキストエディットはそのすべてを語ると大変長くなるので、今回は「テキストエディットだけでホームページを作る」ということを書いてみたいと思います。
ソースを書くのではなく、ホームページソフトのような作り方。
まあ、いろんな意味で正式なホームページ(Webサイト)作りとは言い難いのですが、できることはできるのです。
HTMLが苦手な人や、市販のホームページ作成ソフトのあまりの高機能さに参っている人(私がそう)などには、「こういう方法でもホームページって作れるんだ」と思っていただければ幸いです。
テキストエディットでホームページを作る
[フォルダを用意]
写真も何もない1ページだけのホームページならフォルダはなくてもいいが、他にリンクさせるものがある場合などは、一応フォルダを作った方がいいかもしれない。ここでは「textedit-page」とする。
文章を用意する
今回は手近にあった、機械の説明書より
Electribe ES-1
主な特徴
簡単操作でサンプリング、取り込んだ素材を自由自在に組み合わせてリズム・パターンを作成。ブレイクビーツ・ミュージックのマスト・アイテム。 サンプルを分割するTime Slice機能搭載。サンプリングしたリズム・パターン等のピッチを固定したままでのテンポ変更などが自由自在。 超強力な11種のエフェクトとディレイを装備 リズム・パターン作成は16個のパッドでノートON/OFFを操るステップ・シーケンサーを採用。 超強力な11種のエフェクトとディレイを装備、外部からの入力音にエフェクトをかけた状態でのサンプリングも可能。 最新のダンス・ミュージックを網羅する即戦力パターンを128種内蔵可能 サンプリングしたデータをスマートメディアェに保存可能。パソコンに保存してあるの波形データ(WAV、AIFF)も流用することができます。 |
を抜粋して使ってみる。
使いたい文章テキストエディットに書く。
あるいは、コピー&ペーストする。
[文字と背景を装飾する]
文字の装飾は、フォーマット>フォント で、次のような項目があるので、ここで装飾する。普通のワープロソフトなどと基本的には似たようなものなので、特に説明は必要ないだろう。
装飾できるのは、
・文字の色と大きさ
・文字の装飾(ボールド、イタリック、シャドウなど)
※イタリックは英文字のみに適用される。
・表のセル(ひとつの枠内)の背景色
などだ。
カラーパネルなどは出したままにしておいた方が作業がスムーズ。
また、文字のリスト表示もできる。書類の上部に「リスト」という項目があるので、そこから選べばいい。
文中にインターネット上へのハイパーリンク(http://から始まるURL)などを入れる場合には、フォーマット>テキスト>リンク を選択し、そこにURLを入れると、自動にリンクが作成される。
適当に装飾してみたが、下のような書類になった。
これを別名で保存するのだが、この時に、保存形式で「HTML」を選択する。
そして、その左側にある「拡張子を隠す」のチェックを外す。
これはデフォルトでは、チェックが入っている。
すると、
このように、HTML書類ができる。
できたホームページはこういう感じになります。
なお、テキストエディットには画像を貼り付けることも可能ですが、画像を貼り付けた状態ではRTF(リッチ・テキスト・フォーマット)ファイルでしか保存できないようです。
なので、画像は別に配置するということになります。
ここに書いた方法は、凝ったサイトを作る人とは関係のないことですし、きちんとレイアウトするには、タグやソフトでデザインし直さなければならないですが、文章やグラフだけの簡単なホームページを作るには、これでも十分だという気もいたします。
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