Mac OS X TIPS

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Mac OS X の「 JAVA 」はしばらくオフにしておいたほうがいいかもしれません(ブラウザの Java Script ではありません)


JAVA のプラグイン機能を停止させる方法


2013年の1月に、Java に対しての外部からの攻撃の報道を受け、 Mac で Java の無効にする方法を記したページをアップいたしました。

Mac OS X のブラウザで Java を無効にする方法

その後、Java の開発元はセキュリティに対しての何度かのアップデートをしておりまして、2013年2月20日には、「Oracle が新たな Java アップデートをリリース―「Lucky Thirteen」を含む5件の深刻な脆弱性に対応」という記事などもあり、セキュリティ対策はある程度進んでいるのは事実ですが、そんな中で、2013年2月19日に下のニュースが報道されました。抜粋です。

米アップルにフェイスブックと同じハッカーの攻撃、情報流出の形跡なし
ロイター 2013.02.20

米アップルは19日、同社が最近、フェイスブックを狙ったのと同じハッカーによる攻撃を受けたことを明らかにした。

ロイターが入手した声明によると、一部従業員らがソフト開発者向けサイトを閲覧した際、従業員らのパソコンが悪質なソフトウエアに感染した。同サイトにはマッキントッシュのパソコンを攻撃するためのソフトウエアが仕掛けられていたという。ハッカーは特定されていない。

手口としては、オラクルのソフトウエア「Java」の脆弱(ぜいじゃく)性を悪用したもので、前週末に明らかとなったフェイスブックへの攻撃に利用されたソフトと同じであるとした。


報道の全文をお読みになりたい場合は、リンクからロイターの報道をご覧下さい。

ここで、私が問題としたいのは、アップルがハッカー攻撃を受けたというほうの話ではありません。

問題は、上の報道の中の、

> 同サイトにはマッキントッシュのパソコンを攻撃するためのソフトウエアが仕掛けられていたという。

という部分です。

つまり、これは、すでに Java を経由して Mac を攻撃するソフトウエアが存在しているということを示しています。


アップルはすぐに Java のセキュリティ対策のアップデートをおこなうとしていますので、「アップルマーク > ソフトウエア・アップデート」で、アップデートソフトがあるかどうかを確認されて下さるといいかと思います。

update-01.png

下のように「Java for OS X」の文字が入るアップデートが表示されましたら、おこなっておくのがよろしいかと思います。

java-date.jpg

あるいは、2013年2月20日現在、Java for OS X 2013-001にセキュリティ・アップデータがアップされています。

java-2013-001.png

左にある、ダウンロードのボタン、

dl.png

で、ダウンロードできます。

しかし、しばらくは Java を無効にしておくのが最も手軽な対策だと思われますので、前回の記事に載せた「 Java を無効にする方法」を再度、下に掲載しておきます。


Web ブラウザで Java を無効にする方法( Mac OS X 共通)


Safari

1. Safariの「環境設定」を選択

1-safari.png

2. 環境設定パネル上部の「セキュリティ」を選択

デフォルトでは、 「Javaを有効にする」にチェックが入っていますので、そのチェックを下の写真のように外して、選択を解除します。

2-safari.png

これで環境設定ウインドウを閉じればそれだけでOKです。
ブラウザの再起動も必要ありません。

有効にする場合は、上のチェックをまた入れればOKです。


Firefox

1. 「ツール > アドオン」を選択

3-firefox.png

2. 表示された画面左カラムから「プラグイン」を選択

4-firefox.png

インストールされているプラグインが表示されます。
そこから、「 Java アプレットプラグイン」を探します。

5-firefox.jpg

3. Java アプレットプラグインを無効にする

「 Java アプレットプラグイン」の右側に「無効化」というボタンがありますので、それをクリックします。

6-firefox.jpg

下のように「無効」と表示されていれば、Java は無効となっています。

7-firefox.png

これで終わりです。

ブラウザの再起動は促されませんが、一応、Firefox を再起動したほうがいいかもしれません。


Chrome

こちらはなかなか大変です。

1. 右上のレンチ(横棒が3つ並んだアイコン)をクリックして「設定」を表示

8-chrome.png

下のような設定画面が表示されます。


9-chrome.png

その一番下に「詳細設定を表示…」というところがありますので、それをクリック。

10-chrome.png


2. 「プライバシー」というセクションまでスクロールし、そこにある「コンテンツの設定」をクリック

11-chrome.png

「コンテンツの設定」パネルで、今度は「プラグイン」セクションまでスクロールします。「プラグインを個別に無効にする」がありますので、それをクリックします。

12-chrome.png

3. 「 Java (TM)」を探し、その下の「無効にする」をクリック

13-chrome.png

下のように「無効」と表示されていれば、Java は無効となっています。

14-chrome.png

ブラウザを再起動します。
それぞれ Java を有効にする場合には、上の手順の「無効」を「有効」にします。



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