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| 1983年に行われた伝説の音楽イベント・天国注射の昼 *なお、YouTubeのビデオは2007年4月現在、すべてユーザーにより削除されている。 再アップを願いたいが。（2007.04.24）  2006年10月17日に、米動画サイト「YouTube」上に1983年に日比谷野音で行われた伝説的な音楽イベント「天国注射の昼」のほぼ全編をいっせいにアップした
方がいるらしく、今現在「天国注射の昼」がアップされた状態となっている。全編を紹介するのは無理なので各自でご覧になってほしい。※YouTubeで「山崎春美」と日本語で検索すればすべて出てくる。 ここでは、このイベントの仕掛け人存在でもある山崎春美（写真）率いる「タコ」出演分と、日本のハードコアパンクの先駆けとなったガーゼ（このイベントではト リ）出演分をリンクさせておく。理由は、タコのライブ映像はインターネット上でほとんど公開されることはないからであり、ガーゼの映像には、今では見るこ と自体がかなり難しいと思われるグールの故マサミ氏が観客として暴れているから、である。 ※ 主催は新宿ゴールデン街にあった「ハバナムーン」である。今ではハバナムーンどころか、ゴールデン街自体も想像しにくくなっているが、あの時代にはとても大きな存在だった。 TACO タコ http://www.youtube.com/watch?v=foaFe7DSLu4 ※最初のバンドは違う。タコの出演は２分45秒くらいから。  曲
はタコのファーストにも入っている「きらら」。ピナコテカレコードが東京から追い出されたキッカケとなった曲である。出演は、ボーカルに町田町蔵とタコの
山崎春美。女性コーラスにロリータ順子。他に正体不明のゲストハプナーたち複数人数。
演奏陣は推定はできるが、画面からだけでは断定はできない。ちなみに、タコのあと６分40秒くらいから出る女性ボーカルのバンドはコクシネル。こんなきれいな歌を歌うバンドがタコの後とは何だかどんなもんだかと思ったものだ。 上の写真は出演中の故ロリータ順子氏。この数年後に死亡した。死因は自殺とも事故ともいろいろと話は聞いたが、実際のところはよくわからない  タコに関しての説明ページはこちらGAUZE ガーゼ http://www.youtube.com/watch?v=wjrGd6YJH8Q ※最初、町田町蔵のライブが少し入っている。ガーゼのライブは１分ちょうどくらいから。  ステージ最前列で大暴れしている「右手首のない」モヒカン男がマサミ氏。後
にハードコアバンド「グール」を結成し、ハードコアファンの中ではカリスマ的な人気を誇るよ
うになるが、人気が出た後でもマサミはいつでもこのようにガーゼやローズローズといったバンドのライブをいつも一人で盛り上げていた。私は彼の横で観客
だったことがあり、その時の彼は客の後ろから消化器や階段を投げつけて客に当てていた。ずいぶんと怪我もさせただろうが、それがパンクの思いやりというも
のかもしれない。この12年後にマサミは病死した。 ガーゼは日本のハードコアパンクの走りでもあるが、2006年現在、現役でもある。つまり、この25年間を時代共に生きてきた本物のハードコアパンクバンドだ。興味のある方はその後、何十倍もに演奏力とパワーが増したガーゼの姿を見てほしい。→ http://www.youtube.com/watch?v=snEn8PZkotg ガーゼに関しての説明ページはこちら
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